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FXの始め方とは?これから始める人向けに口座開設方法ややり方を解説!

この記事でわかること

FXを始めるなら、まずFXの口座を開設して資金を用意しましょう。

とくに資金は、しっかり用意しておかないと大損してしまう可能性があります。

この記事では、FXを始める手順や注意点を紹介します。

紹介している内容を実践すれば、リスクの低いFXを始められるはずです。

FXに失敗したくない人は、記事を読んで参考にしてください。

目次

FXを始めるには、FX会社の口座と取引用の資金が必要です。

FXの取引は、金融商品取引業者として認可を受けた会社で開設した口座でのみできます。

口座を開設する会社は、以下3つのポイントを重視して決めましょう。

  1. 投資したい通貨ペアの取扱があるか
  2. コスト(スプレッド)は狭いか
  3. 最低の取引通貨量は少ないか

開設時は本人確認書類と個人番号の提出を求められますが、インターネットで提出できるので、手軽に準備できます。

取引資金については、ある程度は余裕を持って用意しましょう。

FXはレバレッジ(てこの原理)を活用できるため、比較的少額から始められるので、1万円程度からでも始められます。

レバレッジとは?

少額で大きな取引ができる仕組み。

詳しくは後述

しかし、取引で損失を出した際のリスクを考慮して、資金は余裕を持って用意しておきましょう。

口座を開設したら、スマホに口座のアプリをインストールすれば準備完了です。

筆者

まず口座と資金を用意して、FXができる環境を整えましょう。

FXを始める6ステップ

  1. FX会社を選ぶ
  2. FX会社で口座を開設する
  3. 開設した口座に保証金を入金する
  4. 取引する通貨ペアを選ぶ
  5. 注文する
  6. ポジションを決済する

1.FX会社を選ぶ

まずは、どのFX会社で始めるか決めます。

以下3つの要素を基準に選びましょう。

口座を選ぶ3つのポイント
  1. 少額で取引できるか
  2. 取引のコストは低いか
  3. アプリは使いやすいか
筆者

悩んだら、デモトレード(FXの練習モード)をはじめ、初心者向けのコンテンツが充実しているDMM FXがおすすめです。

2.FX会社で口座を開設する

どのFX会社を利用するか決まったら、以下の流れで口座開設を申し込みましょう。

口座開設の流れ
  1. スマホで口座開設の申し込み
  2. 本人確認書類・マイナンバー確認書類提出
  3. 審査
  4. パスワードとID発行

まずFX会社のウェブサイトで申込フォームに必要事項を入力します。

その後、本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)とマイナンバー確認書類を提出しましょう。

本人確認書類とマイナンバーは、スマホで撮影または読み込めばOKです。

手続きが終われば審査に入り、審査が通ればログインIDとパスワードがメールで届きます。

筆者

アプリをインストールして、ログインIDとパスワードを使ってログインしましょう。

3.開設した口座に保証金を入金する

口座が開設できたら、さっそく保証金を入金しましょう。

証拠金とは?

取引の担保となる資金。

証拠金がないと、FXでは取引できない。

入金方法には、銀行振込とクイック入金(即時入金)の2パターンがあります。

素早く反映されて振り込み手数料を負担してもらえるクイック入金がおすすめです。

筆者

クイック入金はインターネットバンキングからでしかできないので、合わせて開設しておきましょう。

4.取引する通貨ペアを選ぶ

保証金を入金したら、さっそく取引してみましょう。

取引は通貨の組み合わせ(通貨ペア)を選びます。

悩んだら、米ドル/円のペアから始めましょう。

取引量が多く値動きは安定している上に、経済ニュースなど情報を入手しやすいからです。

さらに、米ドル/円のペアはスプレッドが狭い傾向にあります。

初心者は、情報を集めやすくコストが低い米ドル/円から始めましょう。

筆者

ユーロ/円など、ほかの通貨ペアは米ドル/円での取引に慣れてから挑戦するのがおすすめです。

5.注文する

取引する通貨ペアを決めたら、いよいよ注文です。

注文方法には、以下の2種類があります。

成行注文現在のレートで注文すぐに取引できる
指値注文レートを指定して注文有利レートで取引できる

指値注文には、不利なレートで注文する「逆指値注文」があります。

逆指値注文は、あらかじめ損切りのラインを決めたときの注文方法です。

筆者

注文する際は、レバレッジ(取引金額を大きくする倍率)を低めに設定しましょう。

6.ポジションを決済する

取引(ポジション)を終了させて損益を確定させることを「決済」といいます。

新規注文と反対の売買を行えば、決済完了です。

新規注文ごとのポジション決済方法
  • 新規注文で買い注文を出した場合:売り注文
  • 新規注文で売り注文を出した場合:買い注文

事前に利益確定の目標値と損失の許容範囲を決めておきましょう。

指値注文を設定しておけば、自動的に決済できます。

筆者

感情的な判断を避け、計画的に決済すれば、リスク管理ができるわけです。

そもそもFXとは?

FXを始める前に、FXの基本的な仕組みやリスクについて知っておきましょう。

FX=通貨の価格差で利益を生む

FX(Foreign Exchange)は、通貨の価格変動を利用して利益を得る取引です。

たとえば、1ドル=150円のときにドルを購入し、155円まで上昇したタイミングで売却すれば、1ドルあたり5円の利益を得られます。

FX会社に預けた証拠金を元に、各通貨ペアの売買を行います。

売買には「買い」と「売り」の2方向があり、為替レートの上昇を予想する場合は買い、下落を予想する場合は売りのポジションを取りましょう。

FXには「スワップポイント」という金利差から生じる収入もあります。

金利の低い円を売って金利の高い外貨を買う場合、その金利差分が毎日の収益として得られるわけです。

筆者

スワップポイントによって、短期の売買だけでなく長期保有による運用もできます。

レバレッジ=少額で大きく取引する仕組み

レバレッジとは、少額の証拠金を元に、より大きな取引を行える仕組みです。

最大レバレッジ25倍のFXなら、4万円の証拠金で100万円分まで取引できます。

レバレッジをかけて取引すれば、小さな資金でも大きな利益を狙えるわけです。

ただし、レバレッジをかけた取引はリスクも大きくなります。

10万円の証拠金で250万円分の米ドル(25倍のレバレッジ)を購入した場合、為替レートが1%不利に動くだけで、証拠金の25%(2.5万円)の損失が発生します。

このように、レバレッジは諸刃の剣なわけです。

筆者

最初は5倍程度の低いレバレッジから始めて、リスクを抑えながら取引に慣れていきましょう。

空売り=先に売って後から買い戻す

空売りとは、「持っていない通貨を売る」取引方法です。

通常の売買では「買って→売る」の順番ですが、空売りでは「売って→買い戻す」という逆の順番で取引します。

具体的にいうと、以下の流れです。

空売りの流れ
  1. 1ドル=150円から145円まで下がると予想する
  2. 1ドル=150円のときに空売りする
  3. 予想通り1ドル=145円まで下落した
  4. 売った分買い戻す
  5. 1ドルあたり5円の利益が出る

空売りのメリットは、為替相場が下落する局面でも利益を得られるところです。

ただし、空売りした通貨には買い戻す義務があります。

筆者

逆に上昇したタイミングで買い戻すはめになってしまうと、損失になりますよ。

FXが持つ5つのリスク

FXには、おもに5つのリスクがあります。

スクロールできます
為替変動リスク予期せぬ相場の急激な変動で大きな損失を被る可能性がある
レバレッジリスク大きくレバレッジをかけて取引していると、相場が少し動いただけでも大きな損失につながる可能性がある
流動性リスク取引量の少ない通貨ペアや、市場が閑散とする時間帯では、希望する価格での取引が難しくなる
マイナススワップリスク決済が翌日へ持ち越しとなったとき、スワップポイントがマイナスになって損失が出る
ロスカットリスク証拠金が一定金額以下になって、強制的に決済されてしまう

マイナススワップやロスカットなど、馴染みのないリスクがあるので、これらのリスクを理解してFXを始めましょう。

FX4つの取引スタイル

  1. スキャルピング
  2. デイトレード
  3. スイングトレード
  4. ポジショントレード

1.スキャルピング

スキャルピングは、数秒から数分というものすごく短い間隔で売買を繰り返す取引手法です。

為替レートの小さな値動きを狙って、わずかな利益を何度も積み重ねていきます。

たとえば、0.1円の値動きを狙って1日に10回程度の取引を行い、合計1円分の利益を目指すといったイメージです。

スキャルピングは超短時間で売買を繰り返すので、相場の大きなトレンドに左右されにくく、わずかな隙間時間でもできるのがメリットです。

しかし、スキャルピングには集中力と瞬時の判断力が求められます。

筆者

時間的な余裕がない人や、精神的なプレッシャーに強い人に向いている取引スタイルといえるでしょう。

2.デイトレード

デイトレードは、その日のうちに取引を完結させる手法です。

スキャルピングより長い数十分から数時間の時間枠で取引を行い、基本的にはポジションを翌日に持ち越さないのが特徴です。

1日に数回程度の取引を行い、数円単位の値動きを狙います。

日本時間の夜には取引を終えるので、ニューヨーク市場が活発に動く夜間の急激な相場変動リスクを避けられるのが、デイトレードのメリットです。

ただし、デイトレードには以下3つの要素が必要です。

デイトレードを成功させる3つの要素
  1. 相場を読み取る力
  2. テクニカル分析の知識
  3. 日中に取引できる時間
筆者

時間に余裕がある人や、相場分析に興味がある人に向いているスタイルです。

3.スイングトレード

スイングトレードは、数日から数週間にわたってポジションを保有する中期的な取引手法です。

相場の大きなトレンドを捉えて利益を目指して、1週間に1〜2回程度の取引頻度で運用します。

為替レートの大きな値動き(数円から数十円)を狙うため、1回の取引で大きな利益を得られる可能性があります。

スイングトレードは日々の相場チェックにそれほど時間を取られず、基本的に1日1回程度のチャート確認で十分です。

ポジションを数日以上保有するため、スワップポイント(通貨間の金利差から生じる収益)も期待できます。

ただし、長目にポジションを保有するので、為替レートが予想と反対方向に動いた場合には大きな損失につながるでしょう。

筆者

利益を出すために、経済指標の発表やニュースなどのファンダメンタルズ分析の知識も求められます。

4.ポジショントレード

ポジショントレードは日々の相場変動にとらわれず、数ヶ月から数年という長期間にわたってポジションを保有する取引手法です。

為替相場の大きな潮流を捉えて、1ドル数十円単位の大きな値動きとスワップポイントの両方で収益を狙います。

1ヶ月に1回程度と取引頻度は最も少なく、長期的な相場観に基づいて運用します。

頻繁なチャート確認や取引の必要がないため精神的な負担が少ないのが、ポジショントレードのメリットです。

スワップポイントの積み重ねで、安定した収益を期待できる点も魅力でしょう。

ただし、ポジショントレードは為替変動リスクが大きくなり、世界経済の動向や政治情勢などの幅広い知識と分析力が求められます。

筆者

長期的な視点を持って投資できる人や、じっくりと資産形成を目指す人に適したスタイルです。

FXのメリットは4つ

  1. 買いと売りどちらからも利益が出せる
  2. レバレッジをかけて大きな取引ができる
  3. 少額から始められる
  4. 24時間いつでも取引できる

1.買いと売りどちらからも利益が出せる

FXでは、以下のように買いと売りのどちらからも利益を得られます。

  • 上昇局面なら持っているペアを売却
  • 下落局面には空売りしたペアを買い戻す

このように、うまく立ち回れば買っても売っても利益を狙えたり、損失を相殺できるわけです。

レバレッジ(取引金額を大きくできる仕組み)をかけて取引すれば、大きな利益を狙えます。

4万円の証拠金なら、最大100万円分(レバレッジ25倍)の取引ができます。

株でもレバレッジはかけられますが、最大でも3倍までです。

25倍までレバレッジをかけられるFXでは、少額の資金でも大きな利益を狙えます。

ただし、レバレッジは利益が大きくなる分、同時に損失も大きくなります。

筆者

初心者は、レバレッジは5倍くらいから始めましょう。

3.少額から始められる

FXは、1万円や2万円といった少額から始められる投資です。

まず、FXは1,000通貨や10,000通貨という単位で取引します。

1ドル=150円の場合、取引価格は以下のとおり。

1通貨150円
1,000通貨15万円
10,000通貨150万円

最低取引量が1,000通貨の場合、15万円必要です。

しかし、前述のとおりFXではレバレッジをかけて投資でき、最大25倍かけると1,000通貨でも6,000円あれば取引できます。

筆者

このように、FXでは少額で大きな取引ができるわけです。

4.24時間いつでも取引できる

FXは、原則として月曜日の朝7時〜土曜日の朝7時に取引できます(時間内であれば祝日でも取引できる)

これは、世界中の外国為替市場が時差を活用して連続的に動いているためです。

いつでも取引できるので、仕事や生活スタイルに合わせて取引時間を選べます。

たとえば、日中は仕事で取引できない場合でも、夜間や早朝に取引可能です。

また、米国や欧州の重要な経済指標の発表など、市場が大きく動く機会を逃さず取引できるでしょう。

筆者

24時間取引できるため、FXをやる時間があるかわからない方でも問題なく始められます。

FX4つのデメリット

  • レバレッジ次第ではハイリスク・ハイリターンになる
  • 損失が大きいとロスカットになる
  • 為替変動によって損失が出る
  • 金利変動によって損失が出る

1.レバレッジ次第ではハイリスク・ハイリターンになる

FXはレバレッジのかけ方次第では、ハイリスク・ハイリターンな投資になります。

4万円の証拠金で100万円分の取引(レバレッジ25倍)を行った場合、為替レートが1%動くだけで、証拠金の25%(1万円)の損益が発生します。

つまり、レバレッジをかけすぎるとわずかな相場変動で大きな損失を被る可能性があるわけです。

レバレッジが高いほど、証拠金維持率(必要証拠金に対する純資産の割合)が下がりやすくなります。

証拠金維持率の低下によって、相場の小さな変動でもロスカット(後述)の危険性が高まります。

筆者

レバレッジをかけるなら、最初は5倍くらいから始めましょう。

2.損失が大きいとロスカットになる

損失が大きすぎて証拠金維持率が下がると、ロスカットされる可能性が出てきます。

ロスカットとは、以下の計算式で証拠金維持率が100%を下回ったときに、強制的にポジションが決済される仕組みです。

証拠金維持率=有効証拠金(証拠金+損益)÷必要証拠金×100

4万円の証拠金で100万円分の取引をしている場合、為替レートが不利な方向に4%動くと証拠金がゼロになり、ロスカットとなる可能性があります。

ただし、証拠金維持率が100%を下回った瞬間にロスカットされるわけではありません。

筆者

証拠金を追加すれば証拠金維持率は上がり、ロスカットは回避できます。

3.為替変動によって損失が出る

為替相場は、政治・経済・社会情勢など、さまざまな要因で変動します。

予期せぬ政策変更や地政学的リスクにより、相場が急激に動くことはあり得るでしょう。

とくに、重要な経済指標の発表時や、世界的な金融危機の際には、大きな相場変動が起こりやすくなります。

為替変動リスクは、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析で予測はできても、完全に読み切るのは不可能です。

筆者

そのため、損切りラインを事前に設定する、外貨以外にも分散して投資を行うなどのリスク管理が重要となります。

4.金利変動によって損失が出る

FXではスワップポイント(通貨間の金利差から生じる損益)での利益を狙えますが、金利は各国の景気や経済政策によって左右されます。

最初はスワップポイントをもらえていても、国の政策金利が引き下げられると、スワップポイントの減少やマイナスへの転換もあり得るでしょう。

スワップポイントがマイナスになってしまうと、逆に金利を支払うはめになってしまいます。

筆者

損失が大きくなる前に、損切りする覚悟を持っておきましょう。

FX初心者の失敗事例4パターン

  1. レバレッジをかけすぎた
  2. ポジション管理を怠った
  3. 勘や感情に取引をまかせた
  4. 上昇に期待しすぎて損切りしなかった

1.レバレッジをかけすぎた

レバレッジのかけすぎで大損するパターンです。

10万円の証拠金で250万円分(レバレッジ25倍)の取引を行うと、わずか1%の為替変動で証拠金の25%(2.5万円)の損失が発生します。

レバレッジを大きくかけている取引では、相場が予想と反対方向に動くと、短時間で大きな損失を被る可能性があります。

レバレッジのかけすぎで破滅しないためにも、初心者は低レバレッジまたはレバレッジなしから始めましょう。

レバレッジはかけても5倍程度に押さえておいて、経験を積んでから徐々に引き上げていくのがおすすめです。

筆者

また、証拠金の半分以上は余裕資金として確保し、急激な相場変動に備えておきましょう。

2.ポジション管理を怠った

ポジション管理の不備も、大きな損失につながる要因です。

取引したペアを決済せず持ち続けることを、ポジションといいます。

「ポジションを持ったまま放置してしまい、知らない間にロスカットされていた」なんてこともあり得る話です。

以下の方法で、ポジションを管理しておきましょう。

ポジションの管理方法
  • 定期的な相場確認
  • ストップロス(損切り注文)の設定
筆者

長期的にポジションを保有するなら、放置せずしっかり管理しておきましょう。

3.勘や感情に取引をまかせた

「そろそろ上がりそう」「ここが底値だ」といった勘や感情による判断は、初心者の大きな失敗要因です。

市場には必ず理由のある値動きがあり、根拠のない予想での取引はギャンブルと変わりません。

成功するトレーダーは、テクニカル分析(チャートの分析)やファンダメンタルズ分析(経済指標や政治情勢の分析)を基に取引を行います。

勘に頼ったり感情に任せるのではなく、根拠を持って取引しましょう。

4.上昇に期待しすぎて損切りしなかった

含み損を抱えたまま「そろそろ戻るはず」と期待し続け、損切りができないのも典型的な失敗です。

1万円の損失が出た時点で損切りすべきところ、回復を期待して保有し続けた結果、3万円、5万円と損失が膨らむケースはよくみられます。

このような失敗は、取引開始前に明確な損切りラインを設定して防ぎましょう。

たとえば「証拠金の5%程度を損失の上限とし、それを超えたら必ず損切りする」といったイメージです。

筆者

一度決めたルールは、必ず守り続けましょう。

FXの失敗を抑える7つのポイント

  1. FXの基礎知識や専門用語を知っておく
  2. 保証金は余裕を持って用意しておく
  3. 損切りするボーダーを決めておく
  4. 取引は少額から始める
  5. 低レバレッジから取引する
  6. 相場を見極める方法を覚える
  7. まずはデモトレードからスタートする

1.FXの基礎知識や専門用語を知っておく

FXをやっていると、多くの専門用語が出てきます。

よく出る専門用語と意味

スクロールできます
レバレッジ手元の式よりも大きい金額で取引できるルール最大25倍
スプレッド買値と売値の差
スワップポイント2国間の金利差マイナスになると金利を支払う
ロスカット強制的にポジションを決済されるルール証拠金維持率が100%を下回ったときに発動証拠金を追加すればロスカットは回避できる
pips(ピップス)全通貨で共通の最小値動き
テクニカル分析過去の値動きから今後の値動きを予測する分析方法
ファンダメンタルズ分析政治や経済の状況から値動きを予測する分析方法
ローソク足1日の値動きを1本の棒で表たグラフ1日の始値・高値・安値・終値がわかる

一気に覚えるのではなく、FXをやりながら少しずつ学んでいきましょう。

2.保証金は余裕を持って用意しておく

保証金は余裕を持って用意しておきましょう。

FXにおいて一番避けるべきなのは、大きすぎる損失を出して退場することです。

取引に必要な保証金が4万円なら、最低でもその2倍の8万円程度を口座に入金しておきましょう。

保証金に余裕があれば、一時的な相場の変動が起こっても余裕を持って対応できるはずです。

強制的な退場にならないためにも、保証金には余裕を持っておきましょう。

筆者

ただし、保証金は生活に支障が出ない範囲で用意するべきです。

3.損切りするボーダーを決めておく

あらかじめ、損切りするボーダーを決めておきましょう。

ボーダーがないと「いつか上昇するかも」という根拠のない予想のせいで、ズルズルと損失を大きくしてしまう可能性があります。

たとえば、投資資金の5%損失したら損切りと決めた場合、10万円の投資で5,000円の損失が出た時点で必ず決済するわけです。

筆者

指値注文で損切りの設定ができるので、活用して損切りのルールを作りましょう。

4.取引は少額から始める

はじめての取引は、できるだけ少額から始めましょう。

少額なら、損失が出てもダメージは小さく済みます。

1,000通貨単位から取引できるFX会社を選び、最小限の金額で取引に慣れていき、実際の市場の動きを体感していきましょう。

小さな取引から始めることで、失敗しても損失を最小限に抑えることができます。

筆者

いきなり大勝負をかけるのではなく、まずは少額から始めててFXに慣れていきましょう。

5.低レバレッジから取引する

レバレッジは当初から最大の25倍を使うのではなく、5倍程度の低い倍率からスタートしましょう。

高いレバレッジは、小さな相場変動でも大きな損益が発生するため、精神的な負担も大きくなります。

損失が出てもダメージが小さい低レバレッジでの取引なら、勘や感情ではなく冷静な分析や判断できるはずです。

10万円の証拠金なら、50万円分程度の取引から始めるイメージです。

筆者

まずは低いレバレッジで経験を積んでから、徐々にレバレッジを上げていきましょう。

6.相場を見極める方法を覚える

どうやって為替相場を見極めるのか、知っておきましょう。

相場の分析方法には、以下の2つがあります。

相場を見極める2つの手法
  1. 過去の値動きから今後の値動きを予測する分析方法「テクニカル分析」
  2. 政治や経済の状況から値動きを予測する分析方法「ファンダメンタルズ分析」
筆者

初心者は、テクニカル分析から挑戦しつつ、ファンダメンタルズ分析を学びましょう。

7.まずはデモトレードからスタートする

資金を使って取引をする前に、デモトレード(仮想取引)で経験を積みましょう。

FX会社によっては、架空の資金で注文の出し方やチャートの見方、ポジション管理の方法などを練習できます。

筆者

アプリやツールの使用感も知れるため、まずデモトレードで練習してから実際の取引に入りましょう。

FXの始め方に関するよくある質問

  • FXで最初にやることは?
  • FXを始めるのに必要な初期費用はどれくらい?
  • FXはなにから勉強すればいい?
  • レバレッジをかけずにFXで取引できる?
  • FXの成功確率はどれくらい?
FXで最初にやることは?

FXの口座を開設して資金を用意しましょう。

口座開設は無料でできます。

口座が開設できたら、アプリをインストールしてログインIDとパスワードでログインしましょう。

FXを始めるのに必要な初期費用はどれくらい?

10万円くらいは用意しておきましょう。

数千円から始められますが、ロスカットのリスクがあるので、余裕を持って用意しておくのがおすすめです。

FXはなにから勉強すればいい?

まずはFXの仕組みや専門用語を勉強しましょう。

ある程度わかったら、デモトレードでチャート分析に挑戦するのがおすすめです。

レバレッジをかけずにFXで取引できる?

レバレッジなし(1倍)で取引できます。

ロスカットのリスクがなくなる反面、必要な証拠金が多くなります。

FXの成功確率はどれくらい?

ゴールドオンラインによると、約60%が利益を出しているようです。

中には、年間7桁の利益を出している主婦もいます。

だからといって適当でもできるわけではありません。

まとめ:まずは口座開設と資金の用意

FXを始めるなら、まずFX会社で口座を開設して資金を用意しましょう。

口座は無料で開設できます。

FX資金は余裕を持って10万円くらい用意するのがおすすめです。

口座ができたら、デモトレードで練習しつつ、FXの概要や利益を出せる取引を学んでいきましょう。

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